QC検定3級問題

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問題 4

 問題解決に関する次の文章において、[  ]内に入るもっとも適切なものを下欄のそれぞれの選択肢からひとつ選び、その記号を解答欄にマークせよ。



 家電用電器製品・日用生活用品の小売業A社では、仕入れ先(メーカー等)から商品を物流センターで一旦受け入れ、物流センターから各小売店舗へ必要な商品を配送している。商品の発注および物流センターの在庫管理はS部で行っている。

S部では、欠品(発注個数に対して受入個数不足)を大きな問題ととらえている。欠品が発生すると再手配が必要なだけでなく、店舗に商品切れが発生し、機会損失および顧客満足の失墜に繋がるからである。
欠品率は総仕入れ金額の5%だと現状を把握している。さらに、欠品の1/4程度は、メーカー修売品(新型商品移行前の旧型最終の商品)だと過去の経験から感覚的にとらえている。
欠品率の低減を図ることを決め、今月からメーカー終売品が原因で欠品となった商品を対象に、どの商品がどのような理由で欠品となったかなどのデータ取りを開始した。


問題解決型QCストーリーの代表的な改善手順は次のとおりである。
ステップ1 テーマの選定
ステップ2 現状の把握
ステップ3 目標(値)の設定
ステップ4 要因の解析
ステップ5 対策の検討
ステップ6 対策の実地
ステップ7 効果の確認
ステップ8 標準化と管理の定着(歯止め)
ステップ9 反省と今後の対応

代表的な改善手順に基づくと、S部の改善はステップ[ 1 ]まで進んでいる。

【[ 1 ]の選択肢】
ア 1 イ 3 ウ 4


S部は今月からデータ取りを開始したが、[ 2 ]がより望ましい対応である。

【[ 2 ]の選択肢】
ア  メーカー終売品が問題だと感覚的にわかっているので、それに対する対策の検討・実施を行い、早急に対応していくことが重要である。
イ  メーカー終売品に限定せず、まず欠品全体の要因分析を行い、問題に対する真の原因を把握することが重要である。


これから先、対策を検討し実施した結果、欠品率に改善が見られない場合は、[ 3 ]がより望ましい対応である。

【[ 3 ]の選択肢】
ア  別の対策案を実施するか、ステップ4に戻る。
原点に立ち返り、ステップ1に戻る。



【解答】

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演習問題の参考・引用文献は → こちら


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