苦労して改善を行ってもいつの間にか改善前の状態に戻ってしまうことのないように、歯止めをしっかり行い、[ 1 ]につなげることが必要である。そのためには作業方法の [ 2 ]を行う必要がある。この取り組みにあたっては、次の三つの視点を考慮するとよい。
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① |
今まで決めていなかったことについては、新たに追加して取り決める。決めてあったが不十分な場合や間違った内容の場合は修正や改訂を行う。これが [ 3 ]の視点である。 |
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② |
特性項目や要因・条件項目について、その推移がチェックでき標準と照合確認し、異常を検知したら直ちに警告を発するものを要所要所に組み込む。これが [ 4 ]の視点である。 |
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③ |
作業標準がいかに詳細に明確に定められていても、これらが確実に身について習慣になるまでは十分な訓練が必要である。これが[ 5 ]の視点である。 |
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改善の対象や内容が、材料や材質の変更、形状や寸法の変更、規格公差の変更、加工や組立寸法の変更等、製品や部品に及ぶ場合には図面や [ 6 ]等を改訂し、企業の[ 7 ]として蓄積していく必要がある。 |