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特性要因図は、石川馨博士が品質管理の指導中、 “問題に対して原因が多すぎて整理ができない” という意見に対して、整理の手法として使ったのが始まりで、以降、QCサークルなどで活用されるよういなった。
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特性要因図の作成手順は次の通りである。 |
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手順 1 背骨の記入 |
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真ん中に背骨を太い矢印で記入し、一般的には、背骨の右側に問題とする [ 1 ] を記入する。 |
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手順 2 要因の洗い出し |
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特性要因図を作成するにあたり、[ 1 ] に影響を与える要因を洗い出す必要があるが、それには大骨ごとに中骨、小骨と意見を記入していく方法と、[ 1 ] に影響すると思われる要因を [ 2 ] などにより意見を出し合い、関係のある要因をグル―ピング化していく方法などがある。また、 [ 1 ] に影響する要因をカードなどに記入し、カードなどによるグルーピング化を行う手法には [ 3 ] がある。 |
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手順 3 要因に抜けがないか確認 |
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特性要因図の形ができあがれば、要因に抜けがないかを参加者全員で確認し、抜けがあれば追記する。また、この段階での特性要因図は、あくまでも仮説であり、[ 4 ] が必要である。その結果により特性要因図も見直しを行うとよい。 |
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手順 4 大きな影響を与える要因に印をつける |
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[ 1 ] に大きな影響を与える要因に印をつけるプロセスは [ 5 ] 行う。 |